2011年12月15日木曜日

作品の講評会(12月)

作品の講評会を行いました。

らくらく写真教室写真展開催のため、9月10月11月とお休みをしていた作品講評会をおこないました。

今回は3ヶ月ぶりの講評会ということもあり、1人あたり10点前後の作品を講評。三重県の関塾や大阪駅、さらに香嵐渓の撮影会も含めた内容となりました。

提出された受講生の作品は総じてレベルが高く、作品の伝えたい部分もはっきりしており、力強い表現ができていると感じました。また、新しく入会された受講生の作品も完成度が高くて人目を引くものとなっています。

ただ、受講生全体の作品を通じて感じるのは、作風が偏りすぎないようにオリジナリティを尊重しながらも自身の平衡をとることも今後は重要となりそうな一面も伺えました。


以下は新しい受講生の作品をご紹介します。


写真上:篠崎 一恵
流れ行く時間を一瞬に捉え、躍動感と美しさを兼ね備えた一枚とした作品に仕上がっている。やや明るめの作風が、写真でありながらも水彩画のような清々しさを感じさせている。


写真下:前田 春美
レンズを通して「ストレートな気持ちで写真を撮る」といった素直な視点が写真に無駄を感じさせない。床に写り込んだ虚像でさえも、存在感がひときわ際立つ強さを見せている。


講評:西山武志