2013年8月24日土曜日

8月の講評会

いつもニコニコのらくらく写真教室です(。・ω・。)ノ☆

夏も後半に突入となりました。まだまだ暑い日が続きますが、夜は涼しいときもあり、ゆっくりと秋が近づいてきそうな予感です。

さて、今回は天橋立で有名な京都府宮津市にて行いました7月の写真撮影会で撮影された作品の講評会について。

若狭湾、さらに伊根漁港などで撮影された受講生のお写真は見応えのある者ばかりでしたが、風景の凄さに圧倒されてしまうと自分オリジナルの写真としては弱いものとなってしまいます。

絵はがき写真的な作品も綺麗でよいのですが、らくらく写真教室では芸術的な「自分だけの1枚」を大切に考えております。風景とカメラマンの共作となるような作品づくりがメインです。

それでは、作品のごく一例をご覧下さい。今回の一例に天橋立や伊根湾の写真はありませんが(実際にはたくさんありました)面白ければよいのです(笑)


前田 春美
ステンドガラスの内側から撮影されたお写真です。赤やオレンジに彩色されたガラス越しの外にある風景を撮影したもので、レンズを望遠ズームさせて奥にある被写体を切り抜いています。単純だけど吸い込まれるような力がポイントでしょうか。作者が求むのは静かで落ち着いた世界ですが、時に激情的で美しいと私は思います。


小崎 真紀子
こちらはガラスに入った色とりどりのお菓子に焦点を向けて撮影されています。グロサリーが陳列されている棚を見上げるような構図で撮っているところが面白いと思いました。まるで写真を撮っている人の視点をそのまま見ているようです。この距離感と雰囲気を利用したアングルで撮影を重ねていくと組写真にも有効でしょう。


岡村 操
新しく「らくらく写真教室」のメンバーとなった岡村さんのお写真です。教会建物の外観をよく観察して撮られています。教会なのによく見ると瓦屋根になっており、つい見逃してしまいそうな情緒のある作品としてくれました。他の作品も瞬間をきっちり押さえたり、バランスのいい構図ばかりですので今後のブラッシュアップが楽しみです。


次回のブログは8月に行われた特別講義の内容、初心を忘れない「カメラの使い方講座」&「アートフォト撮影実習」の様子をお話をさせていただきます。