2013年11月4日月曜日

らくらく写真教室撮影旅行(後編)

前回に引き続きまして『らくらく写真教室撮影旅行』の後編です!

初日は撮影と夜の宴会も楽しみまして、翌日の撮影旅行二日目は出雲大社に向けて宿を出発しました。

松江市から出雲市まで続いている宍道湖に沿った道路を貸切バスで走ると、日本で7番目に大きな湖の眺めを楽しむことができました。途中には水鳥が飛んでいる姿も見ることもできます。

出雲市に到着してから最初の撮影ポイントは旧大社駅です。もとは国鉄の大社駅、そしてJRの大社駅となりましたが、1990年に廃線となったようです。現在は自由に駅の中やホームを見学できるようになっておりました。観光客も訪れており、重要文化財となった今も人々に愛されているようです。
らくらくのメンバーも古い駅の建物やホームに展示されている機関車などにレンズを向けて撮影しました。どこかタイムスリップしたような哀愁感のある風景は現代の駅舎とは違い新鮮にうつります。

そしてようやく出雲大社へ。
こちらは大変多くの人が参拝しており、お昼前には駐車場も大渋滞。らくらくメンバーは比較的早い時間帯に訪れたので大丈夫でしたが、それでも混雑しておりました。写真撮影のポイントは木々が立ち並んでいる姿が綺麗で、そういった静かな写真をイメージするとよいかもしれません。ちなみに、お守りなどを購入するには長い行列に並ぶ必要があると思います。

あと、メンバーは散り散りになって自由撮影をしておりましたが、昼食は早めにとる事をおすすめします。どこも混みますので(笑)

出雲大社の撮影を終えた後はとうとう和歌山方面へ向けて出発!!
山陰自動車道、松江道路、安来道路を走って大山の裾野にある「植田正治写真美術館」へ行きました。
いろんな美術館は日本全国にありますが、写真美術館というのはあまりたくさんありませんので実はすごく貴重だと思います。
コンクリートうちっぱなしの無機質な館内に入ると、いくつか企画展が開催されており、様々な写真家が植田正治へのオマージュとした作品や植田正治の過去の作品が展示されておりました。

芸術家の人生を紐解くように昔の写真をみていると、制作初期のアグレッシブな演出と構図、晩年の落ち着いた趣のある作品など、人生という時間を経過するにつれて、植田氏の心の波を見たような気がします。

もちろん。
らくらくメンバーも自分たちの作品が時を過ごす中で、どんどん変化していく自作品に対する『難解さ』と『面白さ』を同時に楽しんでいると思うし、どれが正解というわけでもなく、写真という芸術で大切となるものは、きっとそういった心の部分だと思います。

ということで、らくらく写真教室の撮影旅行は『笑い半分、写真半分』の楽しい二日間となりました。

帰りの和歌山までの道のりは少し渋滞などもあって疲れもあったけれど、仲間との楽しい旅をできたことはよき思い出となったのではないかと思います。

次回の撮影会は滋賀県で紅葉の写真撮影を開催いたします!!