2014年10月14日火曜日

10月の講評会

いつもニコニコのらくらく写真教室です(o・ω・o)/☆

今月は工場夜景の撮影会を中心とした講評会を開催いたしました。

どちらかと言えば気軽に撮影できるスナップ作品を中心にレッスンを楽しんでいる当教室ですが、たまにはじっくりと三脚を据え付けてた撮影会もいたします(笑)

それでは、講評会で提出された作品の中から一部をご紹介します。


工場夜景の撮影で利用した歩道橋の裏側を撮影したものです。
人間の眼で見ると薄暗くてはっきりと見えませんが、長時間露光で撮影するとここまでくっきりと浮かび上がります。縦に長い伸びやかな構図と、ここに狙いを定めた作者の視点が橋の存在感をより力強く表現しています。


工場地帯のシルエットと自動車のヘッドライトによる光の軌跡を写した作品です。
よく見ると中央付近の手すりも テールランプの赤い光で美しく照らし出されていますね。カラフルなものとシックな工場のマッチングがとても新鮮に感じました。
煙突の先が切れないように注意すればさらに完成度が上がるでしょう。


フレア・スタックの炎と手前にある金網に映り込んだ赤色の光が鮮烈な作品です。
真ん中の炎に意識を奪われがちですが、この作品のポイントとなるのは一見すると邪魔になりがちな金網に注力を向けているところです。そして芸術的な色合いも見事に作風に合致していると 思います。


暗い中に浮かび上がる工場地帯。
この写真自体はよく見る光景ですが、ここに満月が配置されることによって幻想的な風景作品になっています。じつは、月そのものは合成された写真なのですが(スーパームーンです)漆黒の空に違和感なく溶け込んでいますので、合成写真と分かっていても楽しく観賞できますね。


さて、授業では 面白い作品が他にも目白押しでした。
夜景の撮影は難しいところもありますが、 少し練習すれば意外と撮影できるし、意外な発見もできて面白いと思います。

次回の撮影会は滋賀県の近江八幡で好評開催中の芸術祭『BIWAKOビエンナーレ』の撮影会を予定しております!!