2011年12月21日水曜日

有志で忘年会

らくらく写真教室も本年最後の授業を行いました。

授業は先生の都合で、いつもより遅れて14:30より開始。講評会とプロジェクターを用いて「カメラの画素数」についての講義をしました。
講義の内容はデジタルカメラに内蔵されているイメージセンサーのしくみや特性、大きさによる画質の違いなど、初歩的なことをパソコンで動的な映像をまじえながらの授業でした。

授業は夕方には無事に終わり、その後には有志で忘年会を開催!!
この時ばかりは写真のことを忘れるくらいにワイワイと盛り上がった忘年会となりました。

本年もあっという間の一年でしたが、また来年度に向けて人と写真が楽しい関係を築けるようにらくらく写真教室は前進します!


2011年12月15日木曜日

作品の講評会(12月)

作品の講評会を行いました。

らくらく写真教室写真展開催のため、9月10月11月とお休みをしていた作品講評会をおこないました。

今回は3ヶ月ぶりの講評会ということもあり、1人あたり10点前後の作品を講評。三重県の関塾や大阪駅、さらに香嵐渓の撮影会も含めた内容となりました。

提出された受講生の作品は総じてレベルが高く、作品の伝えたい部分もはっきりしており、力強い表現ができていると感じました。また、新しく入会された受講生の作品も完成度が高くて人目を引くものとなっています。

ただ、受講生全体の作品を通じて感じるのは、作風が偏りすぎないようにオリジナリティを尊重しながらも自身の平衡をとることも今後は重要となりそうな一面も伺えました。


以下は新しい受講生の作品をご紹介します。


写真上:篠崎 一恵
流れ行く時間を一瞬に捉え、躍動感と美しさを兼ね備えた一枚とした作品に仕上がっている。やや明るめの作風が、写真でありながらも水彩画のような清々しさを感じさせている。


写真下:前田 春美
レンズを通して「ストレートな気持ちで写真を撮る」といった素直な視点が写真に無駄を感じさせない。床に写り込んだ虚像でさえも、存在感がひときわ際立つ強さを見せている。


講評:西山武志


2011年12月3日土曜日

らくらくHPに受講生の作品を追加

らくらく写真教室の公式ホームページにある「受講生の作品」ページに新作を追加しました。 

本年度に新しくご入会された受講生の特徴ある作品をお楽しみください。(赤線で囲まれた部分が新作)

らくらく写真教室公式ホームページは当ブログの左下にリンクがあります。


2011年11月29日火曜日

写真展が終了

今年度のらくらく写真教室写真展も無事に終了いたしました。

終了日の前日には講師の西山先生による講評会も開催し、ご来客の皆様と笑いを交えながらの発表会となりました。

昨年度よりも作品サイズを大きくし、展示間隔にもゆとりを持たせ、ゆったりとした雰囲気のなかで一人一人の作品を解説。


受講生と西山先生が作品について生の声で語るスタイルで講評会は進行しました。先生と受講生の会話で実際に作品を読み解く術やヒントも取り入れて、できるだけ写真をわかりやすく理解できるように話をしました。

ディスカッションでは撮影時のエピソードなど、新しい発見話もあって面白い講評会になったと思います。そして、写真を文化として促進する上で絵画などの美術に並ぶ美しさを目指しているという目標も持っていると表明しています。

まだまだ目指す目標は高みにありますが、この1年間、写真と旅を楽しみながら制作を続けてきたらくらく写真教室の成果が少し発揮された写真展になったと思いました。

来場者数も昨年より若干増えて400名程となり、これもらくらく写真教室の写真展に足を運んでくれる写真ファンの皆様のおかげだと思い心よりお礼を申し上げます。






2011年11月27日日曜日

わかやま新報に掲載


わかやま新報さんの11月20日号、7ページ目のところに、らくらく写真教室第6回写真展の記事を掲載いただきました。

写真はわかやま新報11月20日号の掲載記事です。

2011年11月26日土曜日

ニュース和歌山に掲載

ニュース和歌山さんの11月19日号、イベントカレンダー欄にらくらく写真教室第6回写真展の記事を掲載いただきました。

写真はニュース和歌山11月19日号の掲載記事です。


2011年11月23日水曜日

プロモーションビデオ



現在開催中のらくらく写真教室第6回写真展のプロモーションビデオをYouTubeにアップロードしました。
ビデオは展示作品の中から数点の作品をピックアップした内容となります。 動画はHD画質でもご視聴いただけます。

プロモーションビデオはこちらからどうぞ


2011年11月22日火曜日

第6回写真展 開催中!!

本日よりらくらく写真教室の写真展が開催中です!!

秋も深まり少し肌寒い中、午前中からたくさんのお客様にご来場をいただいています。
今年は昨年度よりもハイクオリティな作品の展示を心がけてきましたが、作品の中身に伴い展示サイズを大きくしたのも功を奏しているようでした。

また、会場ではお客様と受講生が写真や世間話で談笑する姿もよく見かけられるなど、らくらくらしくアットホームな空間となっています。

お菓子やドリンクも無料でご用意しておりますので、どうぞお気軽にご来場ください。


2011年11月21日月曜日

らくらく写真教室 第6回写真展を開催します!


明日、11月22日(火)から28日(月)までの期間
らくらく写真教室の受講生23名が個性豊かな写真作品を展示します。

今回からは写真サイズを全紙にし、迫力もアップ!
27日(日)の13時からは西山先生の作品講評も開催されます。

どうぞお気軽にご来場ください。


2011年11月19日土曜日

香嵐渓で撮影会

らくらく写真教室11月の撮影会は愛知県豊田市にある紅葉の名所、香嵐渓にて開催。
いつものように和歌山駅から貸切バスで片道4時間をかけて現場まで向かいます。

ルートは
和歌山IC→西名阪自動車道→名阪国道→東名自動車道→伊勢湾岸自動車道→豊田勘八IC→153号線を約10キロ→香嵐渓

予定では現場付近での渋滞を考慮すると到着までは5時間ほどかかる見通しでしたが、この日(11月18日)は紅葉が遅れているせいか渋滞もなくスムーズな道のりでした。ちなみに本来ならば紅葉のシーズンだと現場付近から1時間ほどの渋滞を見込むそうです。

香嵐渓に到着するとバスは専用の駐車場へ移動しなければならないため、らくらく一同は宮町駐車場にて降車し、撮影ポイントを探して移動。我々は平日に訪れましたが駐車場から待月橋付近まではすでに大勢の観光客で賑わっており、午後になるとさらに大きな人並みが押し寄せてきました。撮影をできるだけスムーズに行うため、らくらく一同は人が少ないうちに先へと進みます。

真っ赤に塗られた待月橋を渡ったところから南北に紅葉が色づいているので、このあたりから撮影を開始。橋を利用したり、きれいな紅葉の一部分を切り抜きながらテキパキと写真におさめていきます。ただ、今年は気温が一気に冷え込まないせいか18日現在では緑の葉が大半を占めており、紅葉しているところもまばらで、ところによっては少し枯れ気味になっている葉も見られました。

一部の受講生は待月橋から飯盛山を登り頂上へと目指します。およそ20分ほどかけて登頂した飯盛山の山頂付近もやはり紅葉は少なめですが、頭上を注意深く観察していると紅葉している葉もありました(写真参照)。

飯盛山山頂からは香積寺方向へ山道を下り、つり橋と香嵐渓広場を目指して歩きます。しかしながら香積寺もまだまだ葉が青いので、つり橋の近辺で軽く撮影をしたあと香嵐渓広場へ。結局のところ香嵐渓広場がイチョウや紅葉も見頃なので写真撮影をするにはちょうど良いところだったという印象です。

この日は3時間ほどの撮影会でしたが。もみじの数自体も多く賑かな雰囲気はさすがに東海地方でも有数の名所だと思いました。


2011年11月13日日曜日

リビング和歌山に掲載

リビング和歌山さんに今月22日より開催のらくらく写真教室第6回写真展についてご紹介をいただきました。

写真はリビング和歌山11月12日号の掲載記事です。


2011年11月9日水曜日

最終選定会

昨日、らくらく写真教室 第6回写真展の最終選定会を行いました。

作品選びからタイトルの考案まで出展希望の選定会も無事に終了です。
受講生のみなさん、ひとまずお疲れさまでした。
現在は11月22日(火)から開催の写真展に向けて準備をしています。

また、写真展の内容は近日中にリビング和歌山にも掲載される予定です。


2011年11月2日水曜日

梅田界隈と関空の撮影会

10月の撮影会は梅田界隈と関西国際空港へ撮影会に出かけました。

どんよりした空の下、貸切バスで梅田へ。

到着するとちょうど正午に差し掛かる時間帯なので、昼食をとるためにヨドバシカメラ梅田レストランフロアへと移動しました。

ちなみにヨドバシカメ梅田といえば、昔はとても大きい建物のイメージがありましたが、現在は新しく建設している高層ビルに埋もれるような状態となり、時代を感じさせます。

食事が終わってから、らくらくご一行は新しくなった大阪駅の中心部にある時空の広場にて撮影会を行いました。
新しい空港を想像させるような石やガラスに囲まれた近代建築のデザインで少し圧倒されましたが、通路から見下ろして電車を見たり、高い天井から降り注ぐ光を利用した被写体に各々がレンズを向けていました。

通路には風が吹き込むのでこれからの季節は寒そうですが、都会的な写真を撮影するには面白いところだと思います。駅の真上なのでちょっとした撮影にも便利かもしれません。

その後はニコンプラザ大阪へ移動し、明るいショールームで新しいカメラに触れてみたり、ギャラリースペースで展示作品を拝見する勉強となります。ここで一通り見終えてからは自由撮影となり、待ち合わせ場所を中心に撮影会をしました。

そしてバスに乗り、夕暮れ時の関西国際空港へ!
昼間は曇天でしたが、関空では青空がのぞきはじめてきたので刻々と暗くなる条件の中、飛び立つ飛行機や空港をたくさん撮影しました。


次回は愛知県豊田市にある香嵐渓での撮影会となる予定です。


また、らくらく写真教室の第6回写真展が11月22日(火)~28日(月)まで開催されます。

リンクにある「らくらく写真教室の公式ホームページ」にてご確認ください。


2011年10月28日金曜日

第65回 和歌山県美術展覧会 開催中!


第65回 和歌山県美術展覧会 開催中!

和歌山県立近代美術館において、第65回 和歌山県美術展覧会が開催中です。

11月30日(日)まで美術館の2階部分で洋画・写真・彫塑が展示されています。
らくらく写真教室からも5名の受講生が写真部門に応募し、入選以上を獲得した4名の作品が展示されています。

写真も含めた美術品は実物をご覧になっていただくと、画像とは違う奥深い楽しみを感じていただけると思いますので、是非ご高覧ください。


[当会員の結果]
優秀賞:山下 健蔵  作品「眼 光」
佳 作:辻 有理亜  作品「円 網」
入 選:畑中 昭   作品「材の形象」


以下、らくらく写真教室の 講師 西山武志の寸評など

山下健蔵の作品「眼光」は写真部門の最優秀賞の次点にあたる優秀賞を受賞。
猛禽類である梟の鋭い眼をストロボで撮影し、緊迫感を感じさせる一瞬を巧みに表現したモノクロ作品。また、作品の力強さと仕上がりのクオリティは会場でも群を抜く水準といえるでしょう。


辻 有理亜の作品「円網(えんもう)」は優秀賞の次点にあたる佳作。
クモの巣をベースとした写真を撮影・分割し、再結合させることでストレートフォトとはひと味違うフォトアートとなった。とくに金属線のようにギラギラと光るクモの巣と美しい瑠璃色の背景が見るものに美しさを感じさせる。ただし、技法に頼ると難しい一面も。


畑中 昭の作品「材の形象」は入選を獲得。
畑中氏のフォトライフともいえる材(木)の作品を4枚の組写真で表現した。「これが材なのか」と驚かせる程に、個別の形象と色彩が交わるリアリズムフォトはまさに作品と呼ぶに相応しいレベルであるし、撮影ショット数と年月をかけている努力が見える。



[写真部門の展示作品をみて]

今回の第65回 和歌山県美術展覧会は従来からある実直な風景やスナップ要素の強い写真、さらにアートとして表現された作者固有のメッセージ性を重んじる作品などが入り乱れていました。

まず、風景写真の場合はその美しさが感動を呼び起こすほどに隙のないものは数少なく、受賞とまではいかない内容のものがたくさんありました。風景写真は主張という面で不利ではあるが今後に期待してみたいと思います。

次にスナップとその延長上にあるドキュメント写真は多くありましたが、美術・芸術という観点からすると、どうしても評価をする場合には曖昧になるポジションのものが多いので、食い合いになっていたように思います。その中でも組写真としたものはコンセプトが含まれているものもありましたが、やはり完成度の物足りなさ、時代性に頼るもの、組写真ではなく1枚で勝負したほうが良い結果が得られたであろうといえる作品もあり、惜しいと感じました。

そしてメッセージを訴えるのが真骨頂のフォトアート作品は、すこし技法に頼るところが難ではありますが、全体としての雰囲気はよかったと思います。インテリアのようにきれいな佇まいや、これはなんだろうと感じさせる部分などが、見るものの心境で変化する思考性などは見ていて面白かったと感じます。ただし、コンセプトが明確に見えないと、実は写真でなくてもいいように感じたり、審査員に作品の真意を理解されない脆さも内包することになるでしょう。


[少し考えてみて]

コンテストの審査基準など。
これは審査員の経験や知識による言葉の説明と理解力、さらに言葉を必要とさせないくらいの感動がある作品。もうひとつあるならば流行性なども含まれるでしょう。そして審査員が押せば通ることも多いと思います。

もちろん、これは「公正で厳格な審査」が行われていることが原則となりますし、そうでないなら審査から降りるべきことでしょう。応募する人はそれ以上に真剣ですから。

個人的には今年度の写真部門の受賞作品は例年よりは悪くはないと感じました(受賞作品は同じようなトーンの写真が多いですが)。しかしながら全体としての写真部門に元気があるかと言えばあまり元気だとは感じないところもありました。

どうも活力やパッションを感じないというべきか。

これは和歌山の写真界のリーダーとして、県の関係者や審査員が公正に芽のある作品を評価できる体制なのか、芸術としての写真に明確な指針を示せているのか、というところに疑念を抱くことでもありました。

実際に私の生徒さんは昔は20名近く応募していましたが、本年度は5名しか応募がありません。

これは凄い減少です。

それは何故なのか。

関係者はこういった理由をもう少し親身に理解し、見定める必要があると感じました。





2011年10月19日水曜日

第65回和歌山県美術展覧会

第65回和歌山県美術展覧会におきまして、らくらく写真教室から5名の受講生が写真部門に応募し、うち4名が入選以上を獲得しましたのでお知らせします。


優秀賞:山下 健蔵
佳 作:辻 有理亜
入 選:畑中 昭

作品は下記の日程で和歌山県立近代美術館に展示されます。


場所:和歌山県立近代美術館
   和歌山市吹上1-4-14
期間:平成23年10月26日(水)~10月30日(日)


写真は優秀賞を受賞した山下健蔵の作品「眼光」


2011年10月12日水曜日

第2回選定会

第6回らくらく写真教室写真展にむけて、2回目の選定会を行いました。

まず、展示作品のサイズを前年度よりも大きい全紙サイズの額縁に変更となります。
それに伴いまして、出力(プリント)用作品サイズの変更作業を開始しています。

肝心の選定作品は高いレベルのものが数多く見受けられるので、作品サイズと合わせて迫力のある写真展となりそうです。

[連絡事項]
次回、11月8日(火)に最終確認後プリントの依頼をします。
また、受講生は作品タイトルを検討しておいてください。

写真は第6回らくらく写真教室 写真展用に選定中の作品例「神前啓造」の作品。


2011年10月7日金曜日

電車の旅 関宿撮影会(後編)



前回のつづきです。

関西本線の関駅で下車し、らくらく一同は関宿を目指します。

約5分ほど北に歩くと東海道47番目の宿場町である関宿(せきじゅく)、中町の町並みが東西に約1.8キロ伸びています。路面は整備されており歩くやすくて町もきれいですが、車やバイクが頻繁に走り抜けますので注意も必要です。

※関駅には関宿の地図やお店の案内、トイレの場所が載っている大きな観光マップを入手できます。また、駅の隣には駐車場や道の駅関宿などもあるので何かと便利だと思いました。

中町から西側に目を向けると鈴鹿山系の美しい山並みが見え隠れしてきます。すこし歩くと定番の撮影ポイントである眺関亭(ちょうかんてい)が見えてきます。ここでは自由に撮影ができるので、まずは1枚撮っておくとよいと思います。らくらくのメンバーも創意工夫しながら撮影していました。

眺関亭の様子をYou Tubeでご覧になれます↓
http://www.youtube.com/watch?v=pPSfnEFNDYE


眺関亭を降りて、向かい合う静かな町並みを西へ進むと喫茶店や名物の志ら玉を販売しているお店などがあります。進むと少し開けたところに国重要文化財の地蔵院がありました。こちらの建物は目立つので待ち合わせ場所にもよいかもしれません。

さらに西へ進むと新所の町並みがあります。ここには中町よりもさらなる静けさに満ちており、写真も絵になるところでした。

ただ、こういった町並みの写真撮影は被写体が整い過ぎて撮りづらいこともしばしばありますので、メインの通りから一本はずれた道を探索すると、古き名残を感じさせる町並みの被写体が発見できるのではないかと思いました。

電車と待ち歩き、そして写真。 すこしロマンを感じさせた9月のらくらく写真教室撮影会でした。

次回のらくらく写真教室の撮影会は大阪の梅田と関西国際空港を予定しています。


2011年9月29日木曜日

電車の旅 関宿撮影会(前編)

9月のらくらく写真教室は三重県亀山市にある関宿(せきじゅく)にて撮影会を行いました。

通常は撮影現場まで専用のバスで移動をするのですが、今回は電車(関西本線)の車窓からの撮影もかねるのでバスと電車を乗り継いでの移動となります。

和歌山から専用のバスで出発。阪和自動車道(和歌山IC)→近畿自動車道→第二阪奈道路(宝来)を走行し、約2時間でJR加茂駅に到着。 加茂駅は長閑な山々に囲まれたところでしたが、周辺にはマンションなどが立ち並び小さなベッドタウンを形成しています。到着した10時過ぎは人がまばらでしたが、通勤時間帯は人の往来がありそうな駅でした。

らくらくは加茂駅11:12発→関駅12:29着の1両電車に乗車しますので、それまでは自由時間としました。ホームや電車などを自由に撮影したり、すでに待機している車両の中で早めの昼食をとったり、それぞれの旅を楽しむ撮影会です。

定刻になり、紫色の小さな1両編成が発車するころには一般の乗客もずいぶん増えていました。

電車が走り出すと時折強くゆれることもありますが、車速がゆるやかなので窓からの写真は撮りやすいと思います。また、車両の前部と後部の窓からレンズを外に向けて撮影できるので初心者でも撮影しやすいと思いました。らくらくのメンバーも一般の乗客に注意を払いながら楽しくシャッターを切りました。


車窓から山の緑が線路の両脇を流れる風景は一見の価値があります。足下を注意深く観察すると跨ぐように通過する橋の下にはたくさんの美しい川もあるし、雰囲気のあるしなびた駅もあります。


実際に乗車した映像をYou Tubeでご覧になれます↓
http://youtu.be/U-TFG8Iz9Vg?hd=1


時間にゆとりがあれば1時間に1本の普通電車なので、途中で下車しながらそれぞれの駅周辺を散策してみても楽しいかもしれません。 そして、そうこうしているうちに関駅に到着。


晩夏の雲が上空に漂う青空の下、関宿にて午後の撮影会がはじまります。

つづく


2011年9月14日水曜日

選定会について

らくらく写真教室第6回写真展に向けて1回目の選定お疲れさまでした。

写真展に向けてのスケジュール日程は以下の通りとなりますのでご確認ください。

2回目の選定会は10月11日(火)。1回目でまだ選定を受けていない受講生を中心に行います。

3回目の選定会は11月8日(火)に最終確認後プリントの依頼をします。


尚、昨日の終了間際に展示用のプリントサイズについて変更をする案が浮上しております。
こちらは9月27日の撮影会や10月11日の授業でご提案する可能性があります。

受講生のみなさまには大変お手数をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。


写真はらくらく写真教室 第6回写真展用に選定中の作品例「山裾 擴久」の作品。


2011年8月27日土曜日

わかやま新報に掲載

本日8月27日(土)の日刊「わかやま新報」にらくらく写真教室の記事が掲載されました。

第6回らくらく写真教室の開催日程や講師西山武志先生のご紹介をいただいています。

らくらく写真教室では楽しく写真を学んでみたい方を募集中!

※見学は無料なので、お気軽にご連絡ください。


2011年8月24日水曜日

作品の講評会(8月)

8月の撮影会(醒ケ井とMIHO MUSEUM)の講評会を行いました。
今回はフィルムで撮影された受講生の作品をご紹介します。



らくらく写真教室では、受講生の好みによって「デジタルカメラ(主にJPEG)やフィルムカメラ(リバーサルフィルム)」というように使用機材がことなります。そして、講評会でデジタルとフィルムの写真を見比べると、写真の雰囲気が大きく異なるのが受講生にも感じられているようです。

デジタルの画像は、メリハリのある色再現とシャープネスでややあか抜けた感じに写ることが多く、フィルムの写真はその裏返しのように、濁った色合いとぼんやりとした画が中心になることがあります。

とくに、最近のデジタルは性能も高く、陰影の階調がゆるやかなので「JPEGかつピクチャーモードをスタンダード」で撮影していると軟調の画像になちがちとなっています。このあたりは難しいところで、RAWデータを扱えるならばソフトウェア上で調整すると大部分の解決ができるのですが、JPEGを主体に撮影される場合にはできるかぎりにおいてはカメラ側のセッティングで補う形となります。

しかし、同時にJPEGでコントラストを上げるのは階調が破綻するリスクの発生も生み出します。

出来るかぎりRAW+JPEGで撮影するほうが解決策としては望ましいのですが、人によっては枚数や手軽さ、RAWを扱えないこともあり見識の分かれるところです。

フィルムは、シャープ感や解像感こそ劣るものの、自然な色再現やほどよい黒潰れが逆に味としてはたらくことが多く見受けられます。

結局のところ、それぞれにメリットとデメリットが存在するので、デジタルはフィルムを目指し、フィルムはデジタルを目指すような画づくりを求めるとバランスのよい仕上がりになるように感じています。

前置きがながくなりましたが、今回はフィルムで撮影された受講生の作品を講評します。
(※画像はプリントからスキャンしています)




写真上:小川 久味
醒ヶ井の梅花藻を撮影。夏の青空が清涼感を醸し出す水面に美しく反射しています。じつはまわりに多く存在する人工物を上手に排除しているところも見逃せません。ゆらゆらと揺れる青と緑の風景が時間を忘れさせるような美しさが良い。





写真中:湯川 節子

MIHO MUSEUMにあるトンネル出口付近の写真です。写真の角度は若干傾いていますが、結果的にみると放射状にのびた吊り橋の迫力をさらに高めてます。右下部分の歩行者もよいアクセントで、フィルムの粒状感さえもうまく作用した力作です。





写真下:畑中 昭

もともと造形と光陰を中心とした写真作品を数多く手がけている受講生の作品。今回の講評会ではトンネルを横に撮影している写真が多い中、縦撮りの写真が目を引きました。トンネル上部のグラデーションにも粘りがありコンクリートと光を合わせた造形美が光ります。







講評:西山武志


2011年8月16日火曜日

MIHO MUSEUMで撮影会

前回のつづき。

蒸し暑い日差しの中、お昼過ぎまで醒ヶ井にて撮影会を行った後、太陽の日差しを背中に次のロケ地へと移動しました。
今度は滋賀県甲賀市信楽町にあるMIHO MUSEUMでの撮影会となります。

バスは信楽ICから降りて、少し山深いところをしばらく走りながら現場まで移動(信楽ICを降り、16号線を経由して12号線に入るルートが車では走りやすいと思います)。MIHO MUSEUMに到着すると、敷地にはきれいに整備された駐車場がありました(バスの駐車も可能、駐車料金も無料)。

そして、らくらく一同は駐車場からほんの少し歩き、チケット売り場を目指します。チケット売り場にはMIHO MUSEUMの風景を撮影した写真が展示されている休憩スペースやミュージアムショップ(美術館棟にもあり)、レストラン(美術館棟にもあり)などがあります。さりげなく傘などもありますので雨や日よけの傘などを忘れてしまっても大丈夫です。

チケットを購入したら、美術館棟までの移動となりますが、美術館棟は数百メートル離れたところにあるので、ここでは運転手付きの電気自動車に乗車しての移動がメインとなります。もちろん、徒歩での移動も可能ですが、真夏の昼間なので注意が必要となります。ちなみに徒歩では7~10分程度はかかりそうです。
途中には、山の中を抜ける大きなトンネルがあり、そこは異空間のような景色なので写真撮影のポイントにもなると思います。トンネルを撮影したい場合は徒歩での移動をおすすめします(帰り道でも大丈夫)。

そして美術館棟に到着、入り口でチケットの半券を切り建物の中に入ると大理石の壁一面にたくさんの光が差し込む構造となっており、屋根の支柱が影となって屋内のいたるところに伸びていました。ここでは光や影を目的とした写真を撮ることができそうです。ただ、完成された建築デザインなので、自分なりの味付けをするには少々苦労を要する場所かもしれません。

また、美術館ですので、撮影禁止の場所では撮影は行わないようにマナーを心がけての撮影となります。基本的には館内のオープンスペースで自由に撮影をしながら、古代エジプト・ギリシャ・ローマ・アジアなどの遺跡、美術作品も同時に見学をさせていただきました。展示品は価値のありそうなものがたくさんあり、想像以上のボリュームです。

もう一つ、写真とは離れますが、館内には緑の美しい「PINE VIEW」というカフェがあり、こちらのカフェには値段の割にかなり味付けの整ったデザートがあるのでおすすめです。一休みに、ちょうどよいのではないでしょうか。

※訪れる場合にはシーズンにより休館の場合もありますので、MIHO MUSEUMのHPにて開館スケジュールをチェックされたほうがよいと思います。

受講生の作品は、8月の講評で掲載します。


2011年8月11日木曜日

醒ヶ井で撮影会

滋賀県米原市の醒ヶ井にて梅花藻の撮影会を行いました。

いつものように和歌山から貸切バスで滋賀県に向けて出発。途中、高速道路で渋滞にまきこまれましたが、おおよそ2時間半で現場付近に到着しました。

米原ICを降りると、伊吹山の雄大な景色を目前に拝むことができるので、のんびりとした風景を横目にしながらバスは醒ヶ井駅を目指します。
醒ヶ井駅の隣にはバスも置ける駐車場がありますが、炎天下での徒歩移動を考慮して少しでも現場に近い臨時駐車場で停車。

臨時駐車場は21号線を法善寺より100メートルほど東へ進んだところにありました(看板あり)。
ここからだと徒歩で100メートルくらい歩けば地蔵川にたどりつくので便利ではないでしょうか。

現場に到着すると地蔵川はすぐ目の前にあり、透き通るように透明な小川の中で梅花藻が小さな花を咲かせていました。今回は熱中症をさけるためにも短時間の撮影会となりますので、急ぎ足で撮影を開始。

先生もPLフィルターを利用して水面の反射を調整する方法などの指導にあたります。PLフィルターを使用すると、水面の反射を抑制できる効果があるので、水の中にある梅花藻がはっきりと写りますが、同時に露出が暗くなりシャッター速度も低くなるので、そのあたりにも注意しながらの撮影が必要でした。

また、地蔵川もきれいですが、醒ヶ井宿で栄えた古い宿場町の建物も風情があるので、こちらも面白い撮影ポイントとなります。

そして午後からはMIHO MUSEUMに移動しての撮影会となります。

つづく


2011年8月4日木曜日

西山塾のHP更新!!

西山武志写真塾のホームページを更新しました。

少しですが、塾生の作品ページにそれぞれの作品コンセプトをUPしておりますので、どうぞご覧ください。
(当ブログの左側メニューバーの1番下に各HPへのリンクがありますので、そちらからどうぞ)

ちなみに西山塾とは、それぞれの写真家がオリジナルの写真集を制作して発表することを目的とした写真教室です。
その写真集は1つのテーマをもとに、1人の写真家が実際に見てきた眼差しが1ページごとに刻まれています。

少し切なかったり、人生を生きる中で新しい発見に感動したり、探究心と素直な気持ちを写真で表現した内容が含まれている。そんな写真集です。

今年の3月にはNHK和歌山放送局にて塾生の写真集を発表しました。初めての試みでしたが、多方面の方々にもご協力をいただいたのもあって、たくさんの方に写真の大切さと魅力を伝えることができたと思います。

そして、塾生たちはすでに新しい写真集の発表に向けて徐々に制作を進めています。

展示会は2012年4月頃に前回に引き続きNHKでの発表を予定しています。

どうぞお楽しみにしていてください。



また、「らくらく写真教室 第6回写真展」も11月の展示会に向けてそろそろ準備の季節です。

こちらは楽しくわいわいと学びながらも、写真のツボを押さえた作品を展示する予定です。

受講生の皆さんも優しくてフレンドリーな方ばかりなので、お気軽にご来場ください。

2011年8月1日月曜日

作品の講評会(6月・7月)

今回は6月のD1グランプリと7月のモデル撮影会の2回分の講評会を行いました。

こちらのブログに載せられないのが残念なくらい、たくさんの良作と迫力のある作品に恵まれました。
それらの中から少しだけですが写真作品を紹介します。




D1グランプリ写真上:野上 博
雨で濡れた路面の中、派手な黄色のレース車両を流し撮りすることで、画面から車が浮き上がったように見えるシンプルな写真が好印象。タイヤから迸る水しぶきも重要なポイントになっています。




D1グランプリ写真下:中山 意志男

横滑りしながら走る2台の車が、ギリギリのラインで競り合う瞬間を撮影。押し出されるようにコースアウトしたマシンをベストなアングルで写真に撮っています。作者が自分で選んだ撮影場所のポジションも的確で、タイヤから砂を巻き上げているところもちゃんと写っています◎




モデル写真上:福島 淳二
新しく入ったメンバーですが、撮影のテクニックは十分な水準にあると思います。モデル撮影の構図にもまとまりがあり、スッキリとして見やすい写真になっています。できれば画面全体の四隅に窮屈感があるので、もう少しだけゆとりを持たせると、より安定感のある作品となるでしょう。



モデル写真下:久保 勉
こちらの作品は、モデルの特徴的な髪の毛のラインと背景のカラフルな色合いを上手に組み合わせている作品です。一見、ポップで可愛らしい雰囲気の写真ですが、さりげなく狙い所をしっかり押さえているように感じます。




講評:西山武志


2011年7月22日金曜日

暑気払いのお知らせ

今年もはやいもので後期に入りました。

梅雨明けも例年より早く、台風も接近するなど、和歌山でも真夏のような暑さになっています。

そこで、らくらく写真教室では7月26日(火)の講義終了後に交流会をかねた暑気払いを開催予定ですので、受講生の皆様にはできるだけ参加をお願いします。

いつもの仲間や新しく入った受講生とのコミュニケーションは、写真を楽しむ中での醍醐味だとも思いますので、飲んで食べて楽しく盛り上がりましょう!


7月26日の飲み会の詳しい場所と時間は下記のとおりです。

時間 17時30分から
場所 「 幸華 」(さちはな)
    和歌山市十二番丁19 ライオンズマンション1F


※お酒を飲まれる方は必ず電車・バスなどの交通機関をご利用ください。


2011年7月13日水曜日

モデル撮影会を開催

今回のらくらく写真教室は和歌山マリーナシティでモデル撮影会を行いました。

前回に続いての雨天ですが、すこし曇りのほうが光がやわらかくなるのでモデル撮影会にはちょうどよい光源状態です。

写真撮影のモデルさんは吉岡淳子さんと坂口亜矢さんの可愛らしいお二方にお願いをしました。

小雨の降る中、撮影会場のポルトヨーロッパ東入口に集合。先生とモデルさんを含めての簡単な挨拶と撮影のポイントをおさらいしました。パーク内に入ってからは、屋根のあるところでモデルさんにポーズをとってもらいながら写真撮影を開始。

らくらくのみなさんは緊張をしていたみたいで、最初は少し離れたところから撮影をしていましたが、徐々にモデルさんとの距離を詰めながらシャッターを切り始めます。

途中、先生の指示を受けながら、カメラのセッティングやレフ板の光を上手にあてる方法も学んでいました。

モデルさんもそれぞれのカメラマンに合わせるようにゆっくりと表情を変化させてくれるので、かなりリラックスしたムードで写真を撮ることができたのではないでしょうか。
大規模なモデル撮影会よりも個々のカメラマンが撮影できる時間が長くて撮影ポジションも自由自在なので、らくらくの撮影会は個人撮影会に近い感覚での撮影が可能です。

ちなみに、モデルの吉岡淳子さんは元気よく爽やかな魅力で写真に元気を与えてくれますし、坂口亜矢さんはしっとりとしていて清楚な魅力に溢れていました。


午前中の撮影も終わり、いったんポルトヨーロッパから出て(再入場可)隣の黒潮市場で1時間の昼食タイム。空いていたポルトヨーロッパとは裏腹に、こちらは団体の旅行客ですでに満杯状態でした。2階のレストランも予約で全て満席だったので、1階で簡単な食事をしました。

食後に午後の打ち合わせをしているとき、突然にピエロがやってきて風船ショーなどを披露!!遊園地らしいサプライズが参加者のテンションを上昇させてくれました。

午後は雨が強くなってきたので屋内で撮影をスタート!!
この頃には撮影にも慣れてきた様子で、らくらくのみんなは自分たちで積極的に考えながら撮影をしていました。休憩のときもモデルさんと会話を楽しみながら一緒に写真を撮ったりと、笑いを交えた撮影会となりました。

雨の降りしきる中で大変だったと思いますが、最後まで笑顔で頑張ってくれたモデルさんのおかげでとても楽しい撮影会になりました。

次回は滋賀県で梅花藻の撮影会を予定しています。


2011年7月9日土曜日

新しいホームページ

近畿地方は梅雨も明けて、青い夏空が続いています。

らくらく写真教室の公式ホームページも新しいページへの移行が無事に完了し、より見やすくなるようにしてみました。
もともと、らくらくのイメージカラーは元気なオレンジ色なので、それを引き立たせるようにあえてブラックをベースとしています。

ホームページの更新はブログと授業のスケジュールがメインとなりますが、少しずつ更新をしますのでどうぞよろしく。


さて、来週の火曜日にらくらくモデル撮影会を行います。

場所は和歌山マリーナシティのポルトヨーロッパにて開催。モデルは2名を予定しています。集合場所は黒潮市場の入口付近(ポルトヨーロッパの西側)に9:45ごろ集まってください。撮影会は15:00までとなります。

撮影会は建物などの日陰を中心におこないますが、熱中症予防のため帽子などを必ずご準備してください。機材はレンズは単焦点のレンズ50mmや望遠200mm~300mm程度のものがあれば大丈夫です。

もし、ソフトフィルターや外付けストロボなどをお持ちであればこちらも用意しておくとよいでしょう。

レフ版は事務局側でも準備をしますが、好みのレフ版があればご自由にお持ちください。


また、西山塾のホームページも新しくなっていますのでそちらも是非ごらんください。


2011年6月27日月曜日

D1グランプリを撮る!!

今回のらくらく写真教室撮影会は、D1グランプリというタイトル名がついた自動車でドリフト走行を行う競技会を撮影するために岡山県にある岡山国際サーキットへ撮影会にでかけました。

こちらのレースは一般的な自動車レースの撮影会とは異なり、車を速く走らせることを目的としたものではなく、カッコよくドリフト走行をすることを競うめずらしい競技会となります。

早朝より貸し切りバスで和歌山を出発し、およそ4時間の道のりでサーキットへ到着。残念ながら和歌山を出発したときには晴れていた天候もサーキットに到着する頃にはどんよりした雨模様に。

あらかじめ予約をいれておいたバスの駐車場(PA-1)からコースのメインストレート付近までは階段を昇るだけなのですぐに到着します。我々が今回の撮影をおこなう場所は激感エリア(レースコースの第1コーナー内側)からの撮影となりますので、さらにそこから徒歩で5分ほど歩きます(注・このエリアは一般入場券とは別に追加券が必要なので事前に購入しておかないと入れません)。

激感エリアの入口では入場パスを手首に取り付けてもらいます、一度入場をすればあとは出入りが自由になりますので一般のエリアでも自由に撮影ができます。ただし、場所とりはできませんので、撮りたい場所を見つけたら早めにそこに留まっておくのがマナーだと思います。

撮影当日は雨やレーストラブルの影響でタイムスケジュールが変更されており、レース開始まではしばらく待たされることになりましたが、いざ競技が始まるとカメラマンが一斉にレンズをドリフト走行する車に注いでいました。

ドリフト走行では車が走行中に少し回転をする場合があるので被写体ブレをおこしやすいことがありますが、西山先生による流し撮りを中心とした撮影指導を受けながら黙々と撮影を続けました。ちなみにこの日の撮影現場ではシャッター速度は1/100秒前後が撮りやすいということでした。

雨天のレースということもあり、スピンをしたり曲がりきれずにサンドトラップへ入り込む車も多く、レースが度々中断されることがありましたが、非日常感を体感できるという意味でも楽しめたと思います。

また、レースの合間にはピットロードを自由に歩いたり、ドライバーやレースクイーン、レースマシンなどを自由に撮影することもできました。すこし草レース的な雰囲気があるので面白い実況中継やミニイベントもたくさんあり、人間味にあふれた内容がファンの心をつかんでいるような気がします(実際に家族で来ている人も多く見かけました)。

また、今回はらくらく写真教室以外からの参加者もありました。撮影会に参加をいただき本当にありがとうございました。

次回は和歌山のポルトヨーロッパにてモデル撮影会を開催します。


2011年6月17日金曜日

デジタルの特別講義

今週のらくらく写真教室は記録メディアについての特別講義をおこないました。

記録メディアはデジカメで撮影された画像の記録から音楽やビデオのデータ保存など、いまでは電子媒体として幅広く利用されています。

とくにデジカメによって普及したSDカードやCFカードは写真用フィルムに置き換わる存在となって日進月歩を続けています。

それらの中から、とくに私たちに身近な記録メディアの最新規格と特徴・注意すべきことをデジタルアニメーションによる西山先生の解説とディスカッションを含めた特別講義をおこないました。

講義では記録メディアのしくみやデータの保持期間(寿命)など少し踏み込んだ話もありました。


2011年6月5日日曜日

作品の講評会(5月)

先日に5月の撮影会で撮影した写真の講評会を行いました。

今回は蝶や飛行機の撮影が中心でしたが、それ以外の被写体にも目を配らせているものがありました。それらの中から数点の作品を紹介します。


写真上:大川 圭生
伊丹市昆虫館の入口付近にあるガラスと鏡で囲まれた空間を一歩引いた目線から撮影。オレンジやイエローなどの色鮮やかなミックス光の中を昆虫が飛び交っているように錯覚させるとても不思議な作品です。

写真中:武田 言行
昆虫館の温室で撮影した蝶の写真です。蝶が花の蜜を吸う様子を力強くストレートな表現で作品にしています。また、作者の独特な色彩感覚が作品の世界観をより引き立てていると感じます。


写真下:松浦 智恵子
今年、教室の仲間として加わった松浦さんの作品。教室では他の受講生の写真を丁寧に観察しながら着実に力をつけています。
この作品はシロバナタンポポの小さな種子をマクロレンズで巨視的に表現し、ニコンの105mmマクロレンズの機動性を存分に利用して、的確かつシャープに作品を形成しています。

講評:西山武志



2011年5月28日土曜日

和歌山県美術家協会 49th 県美協展

和歌山県美術家協会49th「県美協展」に当会員から野上博と湯川節子が出展しています。
洋画・日本画・書・写真・工芸・彫塑・華道などを多彩な美術作品が展示中ですのでお近くの方は是非ご来場ください。


場所は和歌山ビッグ愛、明日29日(日)まで開催中です。
時間10:00~17:00、駐車場あり。


写真上:野上博の作品「静寂」


写真中:湯川節子の作品「初夏の頃」


写真下:会場付近の様子


2011年5月21日土曜日

前回のつづき

午後からは伊丹市昆虫館にて撮影会をおこないました。


昆虫館にはカブトムシなどの虫や昆虫標本もたくさん展示されていますが、そのなかでも温室が有名で1000匹以上の蝶が温室内を飛び交っており、実際に見ればあまりの数に圧倒されると思います。

そして夕方頃には伊丹空港の北側にある下河原緑地公園で飛行機の撮影。公園には普通車用の駐車場もありますが駐車できる台数が少ないこともあり路上は溢れた車でいっぱい。

道を歩くには車に注意が必要です。もちろん路上は駐車禁止なので無人の車は駐車監視員に取締の対象となっていました。

写真撮影のロケ地としては公園のすぐ前が滑走路になっているので気軽に飛行機を撮影ができると思います。風向きにより離陸や着陸の方角が変わるかもしれませんが、マナーを守れば気軽に楽しくができるでしょう。


次回はカーレース、D1グランプリの撮影会にでかける予定です。


2011年5月16日月曜日

キリンビアパーク神戸、伊丹市昆虫館、伊丹空港で撮影会

キリンビアパーク神戸、伊丹市昆虫館、伊丹空港で撮影会を行いました。

撮影会の当日は朝から生憎の雨模様でしたが、この日は屋内での撮影を中心としたスケジュールなのでとくに不自由はありませんでした。まずはキリンビアパーク神戸工場まで工場見学に出発!!
(記事の写真を拡大して見るには、写真をクリック→写真だけ表示されているウィンドウが出たら、その写真をもう一度クリックすると写真が拡大されます)


入口には麒麟の黄金像があります。


工場見学の定時ツアーは頻繁に行われているので、予約をしておけばスムーズに見学をすることができます。試飲も付いて料金は無料!写真撮影もツアーの妨げとならなければ自由に写真を撮る事ができますので、周りに気を配りながら工夫をして撮影しました。


大型のスクリーンでビールの生産工程なども上映。ツアーはあまり歩かなくても見学ができるように工夫されているのか、足の不自由な方でもらくらくと回れます。


電車やバスでお越しの方はおいしいビールを試飲!マイカーやお酒が飲めない人の為にノンアルコール飲料も用意されていますので安心です。お一人さま3杯までOKでした。おつまみまで用意されています。


できたてのビールはとても美味しそうでした。キリンのラガーや一番搾りの他にも香りのよい黒ビールなどもありましたので飲み比べをしてみてはいかがでしょうか。


施設内にはレストランもあるのでツアー終了後に昼食をしました。想像以上の味とボリュームのメニューが平日は\980から食べられるので驚きました。メインの味付けも良いし、サラダの種類も多くてパンやライスの品質にまでこだわりが感じられます。

平日でも混んでいましたので団体の場合はあらかじめ予約を入れておくほうが正解かもしれません。


午後からの伊丹市昆虫館と伊丹空港は次回に更新します。


つづく


2011年4月26日火曜日

作品の講評会

5月の撮影会スケジュールを更新しました。
ご確認ください。

今日、4月の京都撮影会にて撮影された作品の講評会を行いました。
端正な作品が目立ちましたが、写真で作者の意志を伝えられるような写真もいくつかありました。

写真上: 中井 圭三
単純な構成の写真ですが、それゆえに桜の存在感が作者の心として優しく伝わる写真だと思います。また、実際の写真は透明な空気感がとても好印象に感じます。

写真下: 浪床 和義
新緑が近づきつつある樹木を造形的に撮影。ムダな隙のない力感にあふれた写真に仕上がっています!


2011年4月14日木曜日

京都で桜の撮影会

京都で桜の撮影会に行きました。

メインの仁和寺での御室桜(12日現在)はまだつぼみでしたが、ソメイヨシノやしだれ桜などは満開で楽しい撮影会となりました。

また、午後から訪れた背割堤は桜がトンネル状になっていて夢見心地のあるオススメスポットです。

今年の京都は自粛の影響か例年よりも少し空いているようでしたが、桜はとてもきれいなのでカメラマンはぜひ撮影にでかけてみてはいかがでしょうか。御室桜はまだ間に合いますよ!


2011年3月28日月曜日

NHK写真集展が無事に終了

昨日で写真集展が無事に終了いたしました。

ご来場をいただきましたお客様、NHKの関係者の皆様に心より感謝を申し上げます。

らくらく写真教室と平行して誕生した西山写真塾ですが、今回はいろんな経験をさせて頂き本当に勉強になりました。

写真集展は来春もNHKにて開催を予定しています。


2011年3月25日金曜日

NHKにて西山写真塾の写真集展が開催

ただいまNHK和歌山放送局にて写真集展が開催中です!

先日22日に夕方のNHKニュースで展示会の様子がTV放送されました。放送翌日からはたくさんの反響もいただき来場者で賑わっています。


写真集を通じて表現された塾生のメッセージをぜひ感じてみてください。 
写真集展は27日の15時まで開催中です!


2011年3月24日木曜日

募金を集めました

らくらく写真教室で、この度の東北地方太平洋沖地震で被災しました皆様への義援金を集めました。少しでも早い復興を願い、教室一同より募金をさせて頂きます。

2011年3月23日水曜日

月ヶ瀬梅渓にて撮影会

3月上旬に月ヶ瀬梅渓にて撮影会を行いました。

撮影時は梅の花もまばらのところもありましたが、清々しい好天下での撮影会となりました。


写真上:神前 啓造
コンパクトデジカメの接写能力を利用して花に迫りながら力強さと繊細さを上手に表現しています。

写真下:寺地 清
梅の花と噴水のコンビネーションを丁寧にフレーミングしてやさしい春の訪れを撮影しています。


2011年3月16日水曜日

西山写真塾 オリジナル写真集展

NHK和歌山放送局にて3月21日(月・祝)~27日(日)の期間「西山写真塾 オリジナル写真集展」が開催されますのでこちらのブログでもご案内を申し上げます。

詳しくはこちらのNHK和歌山放送局HPのイベント・番組情報を参照ください。

2011年3月12日土曜日

大きな地震

東北地方太平洋沖地震におきまして被災をされました皆様に心よりお見舞い申し上げます。

2011年2月23日水曜日

受講生の作品ページを更新

らくらく写真教室HP内にある受講生の作品ページに 辻有理亜の作品を追加しました。
孔雀の美しい作品です。ぜひご覧下さい。

2011年2月9日水曜日

高野山と奈良市写真美術館見学

高野山での撮影会と奈良市写真美術館見学にでかけました。

高野山は雪が少なめでしたが、よくさがしてみると氷柱などもあり、楽しい撮影会となりました。

奈良市写真美術館では「入江泰吉 やまといろ」展が開催されており菊池寛賞など多くの功績を残した昭和の写真家 入江泰吉の写真や経歴を西山先生の解説を交えながら見学しました。写真展は3月27日(日)まで開催しているようです。

館内ではペンタックス ファミリー奈良支部写真展も2月13日まで開催されています。こちらも自然の美を中心とした写真が展示されていました。


2011年1月27日木曜日

南紀白浜にて撮影会

1月25日は南紀白浜で撮影会が開催されました。

午前中は時雨空で心配でしたが、お昼頃からは急に青空も広がりはじめて撮影日和に。

移動中のバス車窓から和歌山の海を臨んだり。

夕方の写真撮影に備えてホテル川久さんで少し休憩。わいわいと話をしながら造形写真の勉強も兼ねて豪華な館内を撮影させていただきました。
川久さんありがとうございました。

夕方からは寒い風が吹く中、我慢くらべの撮影となりましたが、白良浜ではきれいな夕日に恵まれた一日となりました。

次回は雪の高野山と奈良、関空にて撮影会を行います。


2011年1月12日水曜日

テーブルフォトの撮影会

2月のスケジュールを更新しました。

昨日は今年最初の授業でテーブルフォトの撮影会でした。
ガラスや様々な小物を工夫しながらの撮影となります。
また、撮影会の途中から3名の見学者も来訪されたので受講生と一緒に簡単な撮影を楽しみました。

この度はご参加を頂きありがとうございました。

◎体験教室は無料で参加をしていただけます◎

授業の風景 写真提供:ご見学者様