2014年8月7日木曜日

8月の教室


いつもニコニコの「らくらく写真教室」ですo(*⌒―⌒*)o♪

つい先日に8月最初の授業を行いました。

先月に滋賀県の撮影会で撮ったものを講評したのですが、創意工夫しながら撮影された作品がありまして、評価をしていて楽しい一日でした。

写真の講師をしていて思うのですが、実は意外にも写真作品を撮るためにはさほど難しい技術は必要とせず、カメラの操作や写真の理屈は教室で勉強すれば、いずれ必ずできるようになりますから心配はいりません。

そのかわり、写真を撮る人が他にはないような被写体を見つけ出して、独自の目で表現することが非常に大事だと感じます。つまり、撮る人の個性であるアイデアを重要視します。

写真を含めた世界の様々なアート作品を見て来て思うのは、優れた作品を見たときに、撮った作者が作品にいくらか見えることは凄く大事な印象を持っております。

そういう意味では、たとえ安価なカメラやスマホで撮影しても(撮影に必要な技術は日進月歩で進化するカメラがサポートしてくれます)良い作品は紛れもなく良いと断言できます。

極論でいえば、小さな子供が書いたクレヨンの絵は描く技術が足りなくても、人が見て温もりを感じるような、描きたいものを表現しようとしている大切なものが見え隠れしています。
例え写真と見紛うくらい、あるいはそれ以上に綺麗なコンピューターグラフィックスの画像があっても、それではどこか機械的で心から感動することはできないと思います。

そういったものが年々増える中で、表面上で綺麗に見える写真と本当の意味で美しい写真には大きな隔たりがあることを学ぶのは、きっとどんな芸術をしていても極めて重要でしょう。

大事なものを見失わないように生徒さん一人一人に合わせた個性に磨きをかけるのが先生の仕事です。

そうはいいましても(笑)

もちろん難しいことではなくて、カメラ片手に仲間と写真を楽しむのがらくらく流です(・ω・)b☆


授業が終わってから教室の隣にあるカフェで一休み。

ここは和歌山市を一望できるのですが、景色は来るたびに変化しています。

天気の良い日、悪い日。

その日の表情を記録に残せることも写真の楽しみですね。


狙いを見つけて、ただシャッターを押すだけ(スマホで撮影)。

これだけでも、ガラスの向こう側にある反転した和歌山市の景色を楽しめます。景色が直接見えないのがポイントですね♫

次回は講評した中からいくつかの写真を載せてみたいと思います。

お楽しみに♪